2012年 02月 14日
土地の購入は2008年の夏で着工は昨年末。その間の3年半近い時間の大半は基本設計に費やされている。最終的な決定案に至るまでのプロセスは試行錯誤の連続だ。膨大な量のスタディを繰り返し、与えられた条件に対してどのような建物が考えられるかを徹底的に精査していくのだ。 スタディは桜の樹と建物の関係(桜をよける/取り込む)、建物のボリューム感(ボリューム感を出す/出さない)、スラブの積層のバリエーション、居室の内外の連続性など、実にさまざまなファクターについて行われた。いったん基本設計が完了して実施設計に入っても、よりよいアイディアが見つかれば、基本設計に逆戻りしてスタディをやり直すこともあった。 この段階でスタッフが制作したスタディ模型の総数は優に100個を超えるという。今回はそのなかから6個の模型を西沢事務所に選んでもらった。(鈴木布美子)
by S_Project
| 2012-02-14 13:31
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